 | ねぇカラエちゃん。「カラエナビ☆ドットコム」では,カラエナビゲームの脳力測定結果を「カラエナビ指数」っていう数値で表しているよね。このカラエナビ指数のことを,「KQ」って書いてあるのはどうして? |
 | 「KQ」って言うのはね,「Karaenavi Quotient」の略なのよ。よく知られている知能指数は「Intelligence Quotient」を略して「IQ」って言うからね,それを参考にして名付けられたとか。 |
 | へぇーそうなのか。ところで,確かカラエナビ指数(KQ)は,数値が大きい方が,いい成績なんだよね? だいたいどれくらいの範囲の数になるのかな。100万とか1億までいくの? |
 | 1億って・・・それはさすがに無理だわ。カラエナビ指数は,原則として「0〜100」の数値よ。まあ,わざと間違えまくるとか,再挑戦しまくって全部丸暗記すれば,マイナスになったり100以上になることもあるけどね。でも,なるべくそういう変な遊び方はやめてね。 |
 | うん,分かったよ。それで,普通の人だと,カラエナビ指数はどのくらいの数値になるの? 0〜100ってことは,50くらいが普通かな。 |
 | そうね。ジャンルが異なると難易度が変わるから一概には言えないけど,今のところ,4文字ジャンルなら70〜75くらい,5文字ジャンルなら65くらい,6文字ジャンルなら50〜55くらいが普通かしら。 |
 | やっぱり文字数が多いと難しくなるんだね。じゃあ,それぞれのジャンルで,どれくらいのKQならスゴイって言えるのかな? |
 | 初挑戦の問題範囲の場合, 4文字ジャンルなら90以上,5文字ジャンルなら85以上,6文字ジャンルなら75以上だったら,かなり優秀なほうね。 KQランキングのページで,ジャンルごとのKQ平均値と成績優秀者のKQがどれくらいか確認できるから,参考にしてみてね。 |
 | うわー,ランキング見てみたけど,みんなけっこうエライんだね・・・。実はボクはさっき5文字ジャンルにチャレンジしたら45くらいだったけど,やっぱりあまり良くない成績なのかな・・・。ちょっと自信無くしちゃったよ。 |
 | 確かに大人で45だったら良くないけど,ナビくんのように小学生ならそんなに悪くはないわ。カラエナビには語彙の広さ(知っている言葉の数)が関係してくるから,子どもはどうしても大人よりは低めになるもの。 |
 | そっか,安心したよ。よーし,じゃあとりあえずは,カラエナビ指数50以上を目指してがんばるぞ! そして,いつかはランキング入りしてやるぞ〜 |
 | その意気で頑張ってね。あと,プロフィール情報(性別・年齢など)を登録しておけば,カラエナビ☆ドットコムの分析ページで,同年代の人の中での順位や平均KQとかも分かるから,それも参考にしてみてね。 |
 | おおっ,そんなこともできるんだ〜。同年代の人だけの順位や平均が分かるってのはイイね! それなら,最終目標は全国の小学生でトップってことでがんばろ〜っと♪ |
 | あらあら,ずいぶんと大きく出たわね。でも,カラエナビ指数を上げるには,カラエナビ指数のしくみについて,もっと知っておかなくっちゃね。ナビくん,カラエナビ指数の数値は,何をもとにして決まるか分かってるの? |
 | えーっと,確か・・・「正解率」と「答えるのにかかった時間」だったかな? たくさん正解して,しかも答えるのにかかった時間が短いほうが,カラエナビ指数が高くなるんだったような・・・ |
 | まあだいたい合ってるわね。正確には,カラエナビ指数を決定する要素は,「正解率」「ヒント使用率」「平均正解記録」「平均解答記録」「問題挑戦数」の5つよ。これらの数値を組み合わせて,複雑な式で計算してカラエナビ指数(KQ)を決定しているの。 |
 | へぇー。「ヒント使用率」ってのもあったね。これが高いと,カラエナビ指数が低くなりそうだってのは,ボクにも何となく分かるよ。でも,「平均正解記録」と「平均解答記録」ってのは,どう違うの? |
 | 「平均正解記録」は正解までにかかった平均秒数のことよ。それに対して,「平均解答記録」は正解も不正解も全部含めて,1問あたりの解答にかかった平均秒数のことなの。 |
 | どっちにしろ,短い方がカラエナビ指数は良くなるんでしょ? でも,わざわざ「平均正解記録」と「平均解答記録」を区別しなくても,どっちか片方だけで計算してもいいんじゃないの? |
 | そうはいかないわ。例えば,次のような二人の成績を考えてみて。
●A君の成績 【正解率:67%,平均解答記録:50秒】 10秒(正解),20秒(正解),120秒(時間切れ) ※制限時間120秒に設定
●B君の成績 【正解率:67%,平均解答記録:50秒】 40秒(正解),50秒(正解),60秒(時間切れ) ※制限時間60秒に設定
ナビくんは,この二人のうち,どちらの方が実力が上だと思う? |
 | あっ,二人とも,正解率と平均解答記録が同じだ! なるほど,こんな場合のために「平均正解記録」と「平均解答記録」の両方が必要なのか。うーん,この例だと,A君の方が短い時間で正解しているから,A君の勝ちかな? |
 | ええ,A君の「平均正解記録」は15秒だけど,B君は45秒だものね。ところで,ナビくん,カラエナビゲームでの正解パターンは大きく分けて2つあるんだけど,この二人の例からそれが分かるかしら? |
 | えっ,どういうこと? そのまんまだけど,短い時間で正解するパターンと,時間をかけて正解するパターンの2種類ってことかな? |
 | まあ,半分正解ね。でもこの二人の違いは,単なる正解時間の差だけじゃなくて,正解に至る過程が違うってコト。ナビくん,自分がカラエナビゲームに挑戦して,答えが分かったときのことを思い出してみて! |
 | そういや・・・ボクの場合はたいてい,頭の中で文字を1つ1つ並びかえて,どうにか言葉を組み立てて答えが分かる場合がほとんどだなあ。でもたまに,問題を見た瞬間に,何の苦労もなく答えがパッと頭に浮かぶこともあるよ。 |
 | そう,2つのパターンって言うのは,まさにそれなのよ。さっきの例だと,A君はパッとひらめいて正解していることが多いけど,B君は頭をフル回転させてどうにか正解にたどり着いてる,という感じかしら。 |
 | ボクはどっちかというとB君タイプかなあ。というわけで,さっきの例だけど,B君の勝ちってコトにならないかな。不正解の場合に注目すると,B君は60秒だけど,A君は120秒かかっても正解できなかったんだから・・・ |
 | 確かにそういう考え方もできるけど,残念ながらカラエナビ指数の計算では,正解率が同じなら,時間がかかって正解できなかったコトよりも,「いかに多くの問題を短い時間で正解したか」ってコトの方を重視するのよ。脳のヒラメキの強さ・・・っていうか,瞬発力みたいなものをね。 |
 | えーっ,どうして? 何か不公平な気がするよ。例えひらめきでパッと答えが分からなくても,頭の中で文字を並びかえて答えにたどり着く作業ってのは,やっぱり頭の回転の良さとかが関係してくると思うんだけどなあ。 |
 | もちろんそれも一理あると思うわ。でもね,実際に何人もの人にカラエナビゲームを試してみた結果,学校の成績の良い人や,知能が高い人ほど,A君みたいに「瞬間的に答えが浮かぶ」割合が多くなる傾向があったのよ。この事実をもとに,「短い時間の正解」をより重視するカラエナビ指数の計算式がつくられたってわけ。 |
 | そっかー。ってことは,やっぱりカラエナビ指数(KQ)は,単にカラエナビゲームの得点を表しただけの数値じゃないってこと? 知能指数(IQ)みたいに,その人の頭の良さみたいなのも表してるのかな? |
 | 厳密に言うと,知能指数とは計算方法や考え方がだいぶ違うし,「カラエナビ指数が低い=頭が悪い」というように,単純には決めつけられないわ。でも,「脳の瞬発力」,「頭の回転の速さ」,「日本語能力」といったものを総合した,「脳」の実力の一部分を表している数値である,と言えるわね。 |
 | なるほど。まあ少なくとも,「カラエナビ☆ドットコム」で,「脳力測定」ができるっていうのは,間違っていないってコトだね。 |
 | ええ。それに,実際,何人もの小中学生で試してみた結果,カラエナビ指数と学校の成績,特に国語と算数の成績には,かなり深い関連性があると思われるわ。 |
 | 国語の成績が関係しているってのは,やっぱりたくさん言葉を知っているからかな。算数はたぶん,ヒラメキの方じゃなくて,1文字ずつ文字を並びかえ作業するときのスピードとかに関係してそうだね。 |
 | そうかもしれないわね。でも国語の方は,単に言葉を知っているから,っていうだけじゃなさそうよ。国語の成績・・・というよりは,読書量に関係しているのかもしれないわね。その証拠に,成績があまり良くなくても,読書をよくする人は,カラエナビ指数が高くなる傾向があったのよ。 |
 | そうなの? じゃあボクももっと本を読めば,カラエナビ指数を上げられるのかな。 |
 | その可能性は高いわね。読書量の多い人がカラエナビ指数が高いのは,たぶん普段から文章に多く触れていて,単語というか,文字のつながりのパターンを無意識のうちに大量に脳にインプットしているからだと思われるわ。 |
 | うーん,なんだか難しい話になってきたね。文字のつながりのパターンって,よく分からないけどどういうこと? |
 | ちょっと説明しにくいけど,瞬間的に答えがひらめく場合っていうのは,どうやらカラエナビ問題の文字を意味のある言葉として認識してるんじゃなくて,文字のまとまりを図形のようにパターン認識していると思われるの。それで,同時に脳内にインプット済の単語パターンの中に似たものが見つかれば,それが答えとして頭に浮かんでくる・・・という感じかしら。 |
 | ??? ますます,意味不明なんだけど・・・。もうちょっと分かりやすい例で説明してよ。 |
 | そうねぇ,例えば「デンワ」っていう単語は,「デ」「ン」「ワ」っていう3つの図形が近くでくっついているパターン,っていうとらえ方かな。同じように,もし海で犬と猫が一緒にいる写真があれば,それは「海」「犬」「猫」が一緒にあるっていうパターンよね。 |
 | ああ,ちょっと分かってきたような気がするよ。「何枚かある写真の中から,海で犬と猫が一緒にいる写真をさがせ」って言われたら,「犬」「猫」「海」の写っている位置とか順番に関係なく,カンタンにさがせるもんね。 |
 | そういうこと。「犬」「猫」「海」の順番が入れかわっていても,図形パターンとして認識していればさがしやすいのよ。カラエナビで瞬間的にひらめく場合は,これと同じように,文字の意味をいちいち考えてるんじゃなくて,図形パターンを認識して直感的に答えが浮かんでくるのでしょうね。 |
 | ははあ〜,ボクがヒラメキで正解することのが少ないのも,そのせいだろうなあ。普段からあまり本を読んでないから,そのパターンってのが,もともとあんまり脳にインプットされてないっぽい・・・。で,頭の中に似たパターンの答えが見つからないから,1文字ずつバラバラにして手当たり次第の並びかえ作業をしなくちゃいけなくなると。 |
 | そういうこと。でも,読書をすることで,文字のつながりのパターンがたくさんインプットされるし,ついでに日本語の語彙も広がって国語力もつくし,論理的な思考能力も身につけられるわ。結果的に,カラエナビ指数が上がるだけじゃなくて,学校の成績も上がるかもしれないわよ。 |
 | そんなにうまくいけばいいんだけどなあ。でもとにかく,「ヒラメキでの正解が少ない=カラエナビ指数が低い=読書量が足りていない」っていう目安になるかもね。ボクもこれからはもっと本を読むことにするよ。 |
 | そうした方がいいわ。カラエナビ指数に限った話じゃなくて,読書量と国語力には深い関係があるし,中学や高校の勉強では複雑な文章題も多くなってくるから,国語力が足りないと他の教科まで分からなくなってくるのよ。 |
 | うん,分かったよ。カラエナビ指数の話をしていたら,えらく話がそれちゃったね。でも役に立つ話だったからよしとするよ。ありがとう,カラエちゃん。 |