| ◆ カラエナビ作成ルール( 5 ) ◆●● あなたがカラエナビ問題を作成するときに守ってほしいルール ●● |
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(5) 答えが複数考えられる単語は避けること |
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| カラエちゃん,今度こそ,ちゃんとルールを守ったカラエナビ問題ができたから答えてみてよ。こんなのはどう? | | | あら,いい問題ね・・・と言いたいところだけど,ガッカリしないでね,ナビくん。実はその問題もルール違反でアウトなのよ〜。 | | えぇー,そんなァ。いったい,何がいけないの? ちゃんと5文字だし,名詞だし,1つの単語だし,カラエちゃんも知ってる言葉だよ? | | そうね。でも,その問題だと,答えが2つ以上あることになるからダメなのよ。ほら,「トウキョウ(東京)」でもいいし,「キョウトウ(教頭)」ってのも答えになるでしょ。たぶんナビくんは「トウキョウ」のつもりだったんだろうけど・・・。 | | うん,ボクは「トウキョウ」を並びかえて「ウウキョト」っていう問題をつくったんだけど,確かにこれだと,「キョウトウ」にもなるね。へへ,こっちは思いつかなかったや。 | | こんな場合,せっかく考えて「キョウトウ」って答えたのに,正解は「トウキョウ」だからダメ,なんて言われたら「ズルイ」って思うでしょ? だから,答えが2つ以上考えられる問題はつくらないでね。 |
| ねえ,カラエちゃん。ふと思ったんだけど,例えば「カイクセ」って問題なら,答えは「セイカク」になるよね。でもこの「セイカク」には,「正確」と「性格」の両方が考えられるけど,これも答えが複数だからダメなの? | | ス,鋭いところをついてくるわね〜。この場合はOKよ♪出題した側が「性格」「正確」のどちらのつもりであっても,答える人は「セイカク」と答えるわけだから,特に問題ないもの。答えが複数って言うのは,「ショウコ(証拠)」と「コショウ(故障)」みたいに,「読みで区別できる答えが複数」ってことね。 | | うん,分かったよ。それにしても,カラエナビは奥が深いなあ。 | | それはそうと,ナビくん。さっきの「カイクセ」って問題なんだけど,実は「セイカク(正確・性格)」より他に,「カクセイ(覚醒)」って言葉もあるのよ。だから,厳密に言うと,答えが複数あることになっちゃうの。 | | うひゃー,「カクセイ(覚醒)」って,そんな言葉まであるの? ってことは,やっぱり「カイクセ」っていうカラエナビ問題はダメってコト? | | ふふ。まあ,こういう難しめの言葉の場合は,気にしなくていいわ。ナビくんくらいの年齢だと,たぶんみんな「覚醒」なんて言葉は知らないだろうから,「カイクセ」っていう問題もアリね。ようは,出題者と解答者が知っている言葉の範囲内で,答えが複数できなければOKよ。 | | そっかー。ホント,日本語って難しいなあ。でも, カラエナビに出会って気がついたけど,日本語はちょっと並びかえるだけで,意味の違う色んな言葉ができるから,面白いね! |
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